こんにちは。あっという間に雪景色、の大沼です。
おかげさまで店舗の営業無事終了しました。たくさんの方にお越しいただき、とても嬉しい2019年の営業でした。遠くから、近くから、みなさんお忙しい中ご来店下さり、ありがとうございました。
12月ー3月までは通販のみの営業となり、日月曜以外はだいたい工房で作業しています。通販メニューにあるものはご予約で直接受け渡し可能です。工房の入口は新店舗の左奥で、去年まで店舗があったところです。買出しなどでいないこともありますので、お電話かメール、カートからお申込みいただけますと幸いです。
雪の上には色々な動物の足跡があり、普段は見えない痕跡が気配を伝えてくれます。上の写真は夫がイタチかもというので見に行きましたが、最後穴にぽこっと潜っていたのでネズミでしょう(;^_^ ほかにウサギ・キツネなどの足跡がよく見られます。
毎年成長する子供たち、スキー道具はどんどん変えなければならず、道具の確保はなかなか大変でおさがりなどを駆使してますが、今年は息子1にちょうどいいスキー板がかなり使い込んであり、さすがにこれは買ってあげようか、と貯めていたお金が夏に眼鏡購入費になってしまいました(本人に相談済)。
夫がメンテすると請け負ってくれ、ワックスがけや何やらしきりにやって上の状態。
おぉ!なんかきれいになったね!と思ったら、なんと周りの銀の塗装と雪の結晶は手描きだそうです☆て、てがき?!
なんか数日『スノーフレーク』の本をじっと見てるなぁと思ったら、これの参考だったのですね。言われなければステッカーかと思うほどの出来で、面相筆で描いたそうです^^ 大沼にいるとおさがりがあちこちで循環しているのでかなり助かっており、知ってる子が使っていた物を次に使わせてもらうのってなんかいいなと大活用しているのですが、「みじめな気持ちにならないように」という私なりの基準があり、今回の板はギリギリだったので愛情深くよみがえって良かった!
実は西荻窪もリサイクル文化が根付いた場所なので、息子1は長男なのに消耗品しか買わずに済んでしまいました。姉がいたこともありますが、ベビーカーからバウンサーまで、子育てママたちにいただいたものです。赤ちゃんが必要なのはお父さんお母さんと一緒にいる時間だ、と思っていたので、モノは初めての子でもこだわりませんでした。おさがりをいただくことで心がつながったり、その人なりの子育て観が伝わってくるセレクションで、お金以上に得るものがありました。
新品を買うのは、自分で欲しいものが出てくるであろうもう少し後に取っておこうと思いました。生まれつきそんな中育った為か、満たされているのか、もともとの性格か、息子1はかなり後になるまで欲しいものある?と聞いても首を傾げて「うーん?」とほんとに何も浮かんでこないようでした(息子2は小さい子らしくいっぱい出てきました)。
赤ちゃんの服はかわいいのでたまに欲しくなることもあったけど、「欲しいのは自分で、この子ではない」と区別するようにしていました。この感覚は今でも大切にしています。純粋な「子供のため」なのか、「子供の希望」なのか、「親の欲や見栄」なのか、この3つは子育てで区別されるべきだと思うのです。「親の欲」が悪いわけでなく、それをあたかも「子供のため」としてしまうことが危険だと思うので。
そんなこんなで、入学祝に鉛筆が届いても「わーい」と喜ぶ子供たち。今どき貴重だなぁと思います。息子2はたっぷりの鉛筆でこの頃急激に漢字を学び始めました。「森」を使った例文を自分で考える設問に、「ぼくは、森にすんでいます。」と書いているのを見て、なんだかほろり。私たち、森に住んでいます!