大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

鷲ノ木遺跡見学

木育フェスタに来て下さったみなさん。ありがとうございました。
会場では木の手回しオルガンのほんわりしたメロディが流れ、
木を使ったたくさんの遊び場が用意されていて、天気もよく
心地よい空間でした。

私がリフレをさせていただいたアロマ部屋ではトドマツの香りが
漂い、窓の外は緑と子どもたちの笑顔に溢れて、
お客様とのおしゃべりも楽しく、なんだか施術している自分も
満たされてしまいました。

さて、このところ連日新築現場で木の整理をしていましたが、
今日はお休み。
森町広報で夏に募集をみつけて以来楽しみにしていた
鷲ノ木遺跡見学会です。一般公開に先駆けて見せていただきました☆


気持ちが澄んでゆくというのかな、
祈りの場独特のすがすがしさがありました。

4000年前(縄文後期)のストーンサークルが発見されたのは、
落部から森インターへの高速道路建設工事のため。
1640年の駒ヶ岳噴火の火山灰に守られて、
かなり良い状態で保存されていたようです。

火山灰と上に植林されていた木を取り除き、
当時の状態まで丁寧に掘り下げられた土は、ふかふかしていて
気持ちよかった。石に触っていいよ、と言われて
もう子どもの存在を忘れてました。

これを作った人々の集落はまだ発見されておらず、
今後の展開も楽しみです。
木々が低かった時には駒ヶ岳羊蹄山が見えたという小高い場所にあり、
「現代」から切り離された別の時間を体感することが
できる貴重なパワースポットでした。
いずれは整備されて一般公開。世界遺産も目指しているそうです。



ついでに青葉が丘公園で栗拾い。小さくて甘くない栗を
食べながら、縄文人もこういうの食べてたろうな、と
想像が膨らみます。
あたりはちらほら紅葉始まってきた森&大沼です。