大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

植田真さんの絵本届きました


8月18日からの展示に先駆けて、植田真さんの著作絵本の販売が始まっています。原画展のもととなる『りすとかえるとあめのたび』、前作『りすとかえるとかぜのうた』(いずれもBL出版)に続いて、シュルヴィッツの『よあけ』を彷彿とさせる奥深い『おやすみのあお』、nakabanさんとのコラボ作品『とおいまちのこと』『みなとまちから』(いずれも佼成出版社)が届きました。

何度か原画展をして感動するのは、絵本の出版社さんというのは、特に志が高く、親切な方が多いことです。今回も敢えて取次からまとめて取るのではなく出版社さんと直接お取引きという形で卸していただきました。リスクや手間はあるのですが、その方がきめ細やかで濃密なお取引ができるからというのが一番の理由です。

一冊一冊とても丁寧に作られていることが伝わってきます。書籍は電子化タイプもあり、内容によっては手軽な電子タイプもありかもしれませんが、絵本は断然ペーパーがお勧めです。特に植田さんの本は、紙質や見返しなど細部まですてきなものが多いですし、繊細なニュアンスカラーは印刷物ならではの味わいがあります。ぜひお手に取ってご覧ください。

nakabanさんの絵もまたすてきで、ふたりの絵と文が響き合い、遊び心のあるコラボ作品になっています。自作絵本ではなく他の人へ手渡すという形を取ったことで、植田さんの文章の美しさもまた、味わうことができました。

今回『りすとかえるのあめのたび』をうちで買っていただく方への特典はこちら↓

片面がポスター、片面が雨の日にまつわる植田さんのコラムになっています。サイズは絵本の4倍くらい。一般書店ではつかない特典です。お楽しみに。特典は現在見本だけで、配布開始は8月18日~の予定ですので、それ以前に購入された方には引き換え券をおつけしています。


<お知らせ>
7月30日(土)は都合により11時OPENです。よろしくお願いします。