初雪が舞って、気温ががくんと下がりました。
上がっても5度という震えるような寒さのなかでも
齋田さんはひとりもくもくと仕事をすすめ、
みるみるうちに屋根がかかって、家らしくなってきました。
野路板の張られた2階に上がると、急に「住む」ことが
リアルになってわくわくします。
道南杉の天井。
どこにお金をかけるかのバランスも、設計者のセンス。
予算が限られているので、OSBを用いたりもするのですが、
無駄を省き、土台や骨組みなど
地味だけれど大切なところに重きを持って来てくれているところが、
齋田さんのすてきなところだと思います。
おかずに3匹120円のカワハギしか買えなくても、
主食と調味料はいいものを、といううちの食卓と価値観が似ているかも。
豪華じゃなくても満足したいから、制限のあるパズル。
そして親切な人たちからの差し入れや大地からの拾い物で豊かになっている
我が家の食卓です(笑)。