大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

伸びてゆく

土曜日は新聞を見てたくさんの人が来てくださいました。
ご来店&お問い合わせありがとうございました。

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さて、畑も賑やかになってきて、小さいながらも毎日サラダが
食べられるくらいの収穫量。

自然農不耕起栽培なので、ぱっと見なんじゃもんじゃ
畑だけど、とれたての蕪はみずみずしいし、レタスも柔らかい。

野菜に触ることも多くなって、
台所大好きのくいしんぼう息子、ついにお料理デビュー。

これまではお手伝いだけだったけれど、
だいぶできることが増えたので、今回は一品作ってもらった。
キュウリの塩麹和え。

誰に似たのか(間違いなく夫… 笑)職人気質で
作業が細かく丁寧なので、思いのほか揃った切り幅。

子どもの台所仕事については、一歳から包丁を持たせて
大丈夫という坂本廣子さんの本がとても参考になる。
どんな点を気をつけ、子どもにどんな約束をすればいいか、
ポイントをわかりやすく教えてくれる。

ただの「お手伝い」ではなく、最初から最後まで通して
関わることで、食べ物の全体を把握できるし、
子どもの達成感が全然違うというのが坂本さんの意見。

包丁など、最初は見ている方がはらはらするものの、
ひとりでやり遂げた息子はとても満足そう。
まぁ失敗しても指切るくらいだからな。

(保育園での昼寝の支度を得意気に再現)

危ないものほど、興味を持ったときに親の目があるところで
実際経験させて、どんな痛い目になりうるのか、
どうすれば回避できるのか知っておくことは大切だと思う。

まずは大人がゆとりを作りださないとできないのだけど、
子どもがやり遂げたときの満足感を一緒に味わうと、
こちらも何かひとつをやり遂げた手応えを感じられる。

できることが増えることは、大人だって楽しい。
痛い目にあいながら、楽しいことを増やしてゆこう。