大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

原始の喜び


私と丸と、力はないけどふたりだけで薪を作ってみようと
あるとき数日かかって倒れている木の枝を
ノコギリやハサミで切って貯めてみた。

と言っても、あきっぽいふたりなのでせいぜい
2−3回だったと思う。1週間くらい乾かして、
それでどのくらいの調理ができるのかなって
細い枝を積んで、周りにでかい石をごんごん置いて、
フライパンをのせて目玉焼きを焼いてみた。

目玉焼きを焼くには小枝ふた盛りで十分だった。
火の加減が難しくて、フライパンがすぐ黒くなった。
途中こぼれ火が思ったよりごーごーなってドキドキした。

ジュージューになった目玉焼きを、
鍋で炊いておいたご飯にのせ、醤油で食べる。
それとお茶のみだけど、すばらしくおいしいお昼ご飯になった。

夫に言うとまともなレンガの釜を組んでくれそうだったので、
私たちだけでやった。その辺にあるもので、
適当にやるから楽しいんだもん。

落ちてる乾いた小枝を拾い集めれば
ノコギリもハサミもいらないから2−3歳の子ともできる。
堂々と火で遊べる環境ってすばらしい。