大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

雪国の子どもたち


大沼が結氷すると、氷上でワカサギ釣りが楽しめるようになります。
広い沼が凍って、どこまでも歩いてゆける姿は、
ビジュアルだけでなく、なんだか楽しいです。

寒さや交通難など、雪は不便の材料になりがちですが、
やっぱり大沼にとって雪は財産なんだなぁと実感。

とはいえ、そんな実感は4年目の冬にして
寒さに凍えることのない基地ができ、友だちもでき、
体が土地にだいぶ慣れ、車の運転もリラックスして
できるようになり、仕事も安定して、息子2も1歳を過ぎ、
心身ともにゆとりが(少しですが)生まれたから言えることなのでしょう。

どんなに「冬を楽しもう」と心がけたって、心底楽しめるかどうかは
考えてできることではないものね。
こんな風に楽しめるようになった自分にちょっとほっとしています。
楽しいって気持ちは、お腹の底からわいてくるもので
頭から降って来るもんではないんだわ。
待ってたよ、こんな気分が戻って来るのを。

で、雪国の子どもたちといえば、
道具がなくても、ただならした雪の坂をそのまま滑るっていう
アミューズメントにあやかってます。

いいな、このシンプルさ。

この下は35cmの氷。クレーンが乗っても割れないそうです。