大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

南茅部から湯の川の旅

先日、高崎からの帰り道は母も同行して大沼へ。
子どもなら雪遊びに誘うところですが、
何度かの来訪で雪景色も函館もだいぶ見慣れていたようだったので、
今回は行きそうで行かない所へ案内しました。

まずは南茅部の縄文交流センターへ

数年前にできたばかりの新しい展示施設で、道の駅を併設しています。

鹿(右下)と落とし穴の模様がはっきり見える縄文土器

国宝「中空土偶」が見られるほか、縄文体験メニューがあり、
子どもが楽しめる工作的なものもあるので夏休みの自由研究にも使えるかも。
上の写真は土偶塗り絵と粘土版に縄や貝で模様をつけてみようのコーナー。


自由に着ていい縄文ファッションコーナーは、最初は罰ゲーム感覚で(失礼!)
チャレンジしたのだけど意外な盛り上がり。縄文の模様を見ているとなにか
うずくものがある、と母。日頃来ている服とあまり変わらないね、と夫がポツリ。
ちびっこにも着せてみましたが、5歳の兄は一心に細かい塗り絵に集中していました。

地味な施設なので万人受けするとは思いませんが、
私は好きです。特に中空土偶はしゃれた展示で、人のいないときなら
土偶と私」の宇宙に浸れること請け合いです。
帰り道はみなみ茅部漁協直売加工センターに寄って、昆布製品を買うのもお楽しみ。

そのまま川汲(かっくみ)温泉へ抜けて函館南茅部線を走り、函館方面へ。
トラピスチヌ修道院経由で湯の川温泉へ宿泊。
早く着いたので、移住前に訪れて奥さんの笑顔がとても印象的だった
函館のカフェ「モーリエ」に行ってみました。

残念ながら1月と2月はお休みでしたが、外国人墓地の中にあるモーリエのロケーションは
抜群で、来て得した気持ちになれました。


湯の川温泉渚亭からは広々した海と函館山の夕景が一望でき、
翌日は雪が降り注ぐ海の景色がすばらしかったです。
特別なひとときの為に露天風呂付客室も備える渚亭ですが、
大浴場だけでも十分満足なしつらえで、
スタッフの心遣いが全てに行き届き、気持ちよく過ごさせていただきました。
お仕事でもブライダルでこちらへ配送することがあったので、良い勉強になりました。