大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

1歳から2歳へ


息子の1歳というときも、あと1日となった。
産んで終わりじゃ困るという社会的意見ももっともだけど、
私には産んで生きててくれることで、もう親ってそれだけでありがたい。
だから、息子にも手こずった時は、生きてるからいいでしょって
内心悪態ついて適当に親をやってる。

逆に息子に対しても、生きて健康でいてくれるからまぁいっかと
ある程度は放し飼い。
楽チン子育てをしているわりに周りの方からお褒めいただくのは、
私が7割の親というつもりでいるからかも。
あとの3割くらいは、周りのいろいろ(人とか木とか)に育ててもらってると思ってる。

なんちゃって、実は彼が自分で育ってる部分が大きい。
まだつかまり立ちの頃、夕飯の支度が遅れてふと振り向くと
みかんの皮を食いちぎって中身を吸い取っている彼がいた。
いないと思ったらお隣でお昼をごちそうになっていた。
「いただきます」が言えるのに、「ほら、ごあいさつは」と言うと
「ごーあーいーさーつっ」と言ってにやりと笑う。
食べたクレヨンの欠片はちゃんと尻から出す。

ジャングルに放しても、やつなら生きてくだろうと私たちに思わせる安心感がある。
まる、ありがとう。