大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

春からの店舗準備


冬の間、芹沢はもともと好きだったお菓子を幾つか試作してきました。これまで、商品化までたどり着かない、あるいはスタートしたのだけど様々な理由で消えてゆく、ということも多かったのですが、今回、パンをやめてもいいくらいのつもりで好きな焼き菓子をやることにエネルギーを割いてみてね!と応援すると、幾つかはバチはまりで完成しました。

後は、値段ね(^_^;) どんなに美味しくても、普通の人が買える値段、となると。無農薬の自家栽培カシスで自家製無添加ジャムときた日には、値段のつけ方はかなり難しいものになります。外見を整えて高級品として売ることもできるけど、高級品にはしたくない。とは言え、家族の暮らしが成り立たなくては。

よくクロスワードパズルなどで、難易度が☆で示されていますが、これら全てをクリアする解を見つけるのって星5つくらいの難易度。でも、ワクワクしちゃう。だって、必ず解はあると信じているから。時間はかかるけれど、私は見つけてみせますよ。

ずっと作り続けていくには、いくつもいくつもの条件が整うことが必要で、それを乗り越えて20年選手のラムラムや羊ショートブレッド、数種類のクッキーたちは本当にすごいな、と思います。

ソフト系になればなるほど、同じものをずっと、ということが難しくなっていくのでしょうか。変化が多い、その分フレッシュ感は何物にも代えがたいのですが。写真はこれはバチはまり、というところまで持ってこれたリンツァーのカシスバージョン。初日から並ぶかはわからないのですが、近々店頭にならぶことと思います。

さて、サポートにばかりエネルギーを取られてしまいがちですが、ねこひの活動もしっかり手放しません。喫茶では、今年も国立の葉々屋さんの紅茶をご用意しています。焼き菓子にぴったりな赤い水色のディンブラです。今回一緒に数袋ですが、販売用の小袋もご用意しました。先着順ですので見つけた方はラッキー♪間違いない美味しさです。



コーヒーはマヤビニックコーヒー。今回すばらしい出来です。
喫茶ねこひの準備で最初にお知らせした通り、マヤビニックコーヒーには少し揺らぎがあります。毎回外れなしに越したことはありませんが、それを突き詰めたのが企業のブレンド工場製品だとしたら、私は揺らぎがあってもやっぱりマヤビニックコーヒーとお付き合いしたいな、と思いました。


より上質なものの方がいいだろうか、という迷いを断ち切るために、一度だけプレミアムバージョンを取ってみたのですが、結論は、スタンダードでいこう!ということになりました。一緒に違いを味わってくださった皆様、本当にありがとうございます。

気取らず、見栄を張らず、肩ひじ張らず、素朴な美味しさを大切にしてゆきたいと思います。というわけで、普段のマヤビニックコーヒー(でもすばらしい美味しさ!)準備OK。ただ、こちらも価格のつけ方は悩ましいですね(^_^;)
どうでもいいよって声も聞こえてくるものの。

コーヒーは通販でもお取り扱いしています。お菓子と一緒にどうぞ!
ひつじパンも春、眠りから覚め、復活です~