「こっち来なよ。手つなごう」
Yくんに手を引かれ、家に入る。
「ほら、あれ。きれいでしょ」
窓にかかったカットグラスの反射が、壁に七色のゆらゆらを作っていた。
5歳のボーイフレンドができた。山田農場の息子さん。
リードが上手でうっとりしているうちに、
どんどん彼ペースで遊びが始まってく。
息子が寝ているのをいいことに、しばらく遊んでいた。
連休だったので、チーズ工房へお客さんが次々にやってくる。
みんな幸せそうな顔で、楽しそうに扉から出てくる。
その前で、Yくんとシャボン玉を吹いていた。
シャボン玉の歌、久しぶりに歌った。
魔法みたいな瞬間だった。
ブログを見てくれているあなたにも伝えたいと思って、
シャッターを切った。
実際には狭いと言えるくらいの、小さな手作りの家なのに、
家族4人それぞれの空間が広く感じる山田家。
また長居して、満たされた気持ちで坂道を下った。
母でも妻でもないふっくらゆらりとした時間、ありがとう。
最近のメモ*雪虫が飛んだ/たぬき見た/朝晩冷え込む/
Kさんから釣ったばかりのカレイ。ごちそうさまでした