夏は植物もイベントも人もわーっと来るので、何かと忙しい。
新生姜が出回るようになり、去年の残りの
赤梅酢に漬けて紅ショウガの仕込み。
赤梅酢は梅干しを作るときに出る副産物なんだけど、
ドレッシングやスープにも使えてとても便利。
薬をあまり使わない我が家では、うがい薬としても活用している。
もうすでにたくさん自然療法の本が出ているので、
わざわざ書くこともないと思うけど、何でも簡単にしてやっている
私の話は案外導入部に役立つかもしれないと思い、まとめてみる。
家族の体調管理に使う必須アイテムと手当て
<食品>
*赤梅酢…イソジン代わりに。
喉がちょっとおかしいと思ったら薄めてうがい。
寒気がするときは番茶に少し入れて飲むと暖まる。
*三年番茶…水から煮出して飲む。寒気がとれる。油っぽいものを食べた後や
食べ過ぎのとき、ちょっと気持ち悪いときに飲むとすっきりする。
風邪の時は梅干しの割りほぐしに注いで飲む。
醤油をたらしたり、生姜を加えても良い。
目がごろごろする時ガーゼにひたして湿布する。
*梅干し…群馬の特産品ソウルフード☆気持ちの悪い時に体を浄化してくれる。
棘が抜けないときつぶして湿布のように貼る。
一年分の梅を夏に漬ける。塩は大島の「海の精」。
海の精自体が薬というか、良質ないのちのもとって気がする。
息子を授かったのも海の精を使い始めてからだった。
*本葛粉…風邪気味のとき、頭痛がするとき、胃腸がわるいときに使用。
生姜やシロップを加えて飲み易くしたり、寒い時は醤油をたらす。
*干ししいたけ…風邪のとき、戻し汁を煮詰めたものと昆布だしを煮詰めたものに
醤油を加えて飲む。
<その他>
*足湯…ちょっとした不調の全てに効果的。詳細は野口晴哉さんの書など。
冷えが強い時や浄化力を高める時は塩を入れる。
*湯たんぽ…風邪の時はとにかく頭寒足熱で水分補給。秋口の体調不良は
背中側にして腎臓あたりを温める。
*ぬか袋…米:ぬか:塩を4:3:1入れた袋。レンジ(うちは蒸し器)で温めて
お腹などに当てる。じんわり芯からあたたまる。
*キャベツ…子どもの発熱時、キャベツをかぶせて上から水泳帽。
(嫌がるけど)熱がとれる。
*手当て…子どもの丹田に手を当てる。冷えていたら冷えがとれるまで。
夜中子どもが寝苦るしそうだったり呼吸が乱れてるとき、
寝付きの悪い子のお腹にあてていると、次第に呼吸が深くなる。
ぐっすり寝られればたいていの状態は回復する。
早めの処置が効果的。
薬より経過に時間がかかるので、
(完全に治るまでの時間はほんとは同じくらいだけど、
ぱっと熱を下げるとかは無理という意味)
仕事の都合上ゆっくり寝ていられない夫は薬も使っている。
症状がひどいときや緊急のときはもちろん専門家に頼るつもり。
その人の生活にあったものを取り入れるのが一番で、
西洋医学を否定する気はない。
でも、ちょっとした処置ができると便利だし、
解決できたときの、自信と体の心地よさは何ものにも代え難い。
特に子どもは効果が実感しやすく、
母子の一体感を感じられるのでおすすめ。
これで治ったらめっけもんくらいの気軽さでやるとよいかも。
オススメの導入書
「赤ちゃんからの自然療法」クレヨンハウス
- 作者: クレヨンハウス編集部,月刊クーヨン編集部
- 出版社/メーカー: クレヨンハウス
- 発売日: 2009/04/10
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