大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

梅干し完成

9月に入ってからようやく梅を干し、
今年も梅干し一年分4kgが無事完成。

これが干すと↓こうなる

母からもらったこのレシピでは干さなくてもOKとのことだけど、
干した時のこの若い娘か赤ちゃんの肌のような質感がたまらない。
なんてかわいいの!何度見てもうっとり。
初めて漬けた七飯の「豊後」はかりかり梅のような食感だった。

たいして頭の回転がいらず、要所で丁寧にさえ扱えばあとは
ほったらかしの梅干し作りは性に合っているらしく、
お褒めにあずかることが多い。
レシピは東京時代から数人の手に伝授。

15%の塩分は、減塩ブームの現代には少ししょっぱめ
かもしれないが、カビが生えにくく失敗がない。
私は海の精を命のもとくらいに思っているので、
塩分を悪者扱いする風潮には首を傾げる。

イオン交換膜法で作られたNaClではなくて、
ちゃんと全ての成分を含んだ塩を使うことが大切。
食べ物によっては岩塩が合うが、私は苦みも含めて海塩が好きだ。
弱っているときなど、むしろ塩分を多めにとることで元気が出る。

今年は夫が育ててくれた赤じそ100%できれいな赤に仕上がった。
梅と同じく、赤じそも北海道では8月になるまで育たず、
梅に合わせて大きくなっていった。