大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(喫茶とgallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

美味しいもの


次々に雑草が育って、蓬の可愛い緑が見えてきた。
ふきのとうに続いて、浅葱(アサツキ)がぐんぐん伸び、夫がネギ入りハンバーグを作ってくれた。
添えの野菜はゆでた山葵(ワサビ)。
友達から山ワサビの醤油漬け。

先日牛肉をおすそ分けでいただき、夫が息子1に知っている肉の種類を
尋ねたら、こんな順番だった。
息子「豚、鳥」
夫「もう少し大きいもので?」
息子「熊、鹿」
一番最後に牛肉が出てきたそう。

確かに、我が家の食卓にはあまり牛肉登場しないけど、熊が3番って。
友達が豚を飼っていたり、猟をして獲った鹿肉をくれたり、
この間はヤギ肉のベーコンをいただいたり、子供たちの口に入るものは
都会のスーパーで買い物をするのとはかなり違った品ぞろえかも。
おすそ分けで蟹とかホタテをいただくことなんてまずなかったもの。
色んな食べ物をいただく度、北海道だなぁ〜!!と驚く。

スーパーを通さず届く食材は、どれも命がダイレクトに感じられて
新鮮さを噛みしめてしまう。
特に、あかり農場の豚肉はいつ食べても感動するおいしさ。
どんな気持ちで豚を育てているかが伝わってきて、自然と大切に味わおうという気持ちになる。

先日は運よく手元に農楽蔵さんのシードルがあり、あかり農場の豚肉と
一緒に飲んだら至福のひととき♡
去年から山田農場でワインの取り扱いが始まり、美味しいのに手頃な値段の
ワインが並んでいるのでとても嬉しい。
チーズはヤギミルクに羊乳が加わって、クリーミーになった。

時節の変化とともに今をいただくこと。ごほうびのような瞬間。
きらきらした命が、体いっぱいに笑っている。
蓬が伸びるの楽しみだな♡