大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

見えないところで


以前ご紹介したピートくん、覚えてますか?(過去の記事
家庭用生ごみを処理できる北海道産ピートモスです。

今年はピートくんとストーブのおかげで、冬の間も生ごみ
減らすことができました。(写真には向かないので写しませんよ)
野菜くずは主にピートくんのエサ。処理しきれない時は、
ボールに入れてストーブの上に乗せておくとカラカラになり、
薪ストーブの焚き付けにしました。

小1の息子1をピートくんの世話係に任命し、
「エサやりお願いね」とペット感覚でいる我が家。
土に温度計を差し込んで、温度を見るのはひとつのお楽しみになっています。
先日、糠と油かすを混ぜた翌日、ピートくんが明らかにあったかく、
見ると40℃を越えていました(通常25℃程度)!
蓋を開けるともわ〜んと温かい空気が!すごいすごい。

そして今日なんと50℃越え!!
みんなで土に手をかざして「あったか〜い」。
夫がきのう米の研ぎ汁を混ぜたそうです。
ピートくん糠と水分が大好きなんだね。

コンポストも庭で使っているけど、こんなに変化が実感できたことはありません。
土と微生物の世界の面白さを垣間見られるすばらしいツールと思いました。
そろそろ入れるのをストップして、完全に分解されたら肥料として撒くことになりますが、
エサをあげる感覚が楽しいのと台所から近いのとで、
ついコンポストよりピートくんに足が向いてしまいます。


3年前息子と夫が仕込んだシイタケが今年初めて収穫できました。
シイタケ嫌いの息子もこれは喜んで食べていました。
全く臭みがなく、プリプリして味わい深い味でした。

見えないところで静かに起こっていることに、耳をすませていきたいです。