大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

毎日発見


外のベンチに座る方の為に今日もお花を活けていると、
鳥の声がものすごくきれいでぼーっとなってしまいました。
アカツキの花が開いたのでアレンジしてみました。
アカザ(左端)を添えてもいい感じ。
一体なぜ私はこんなに雑草が好きなのか、こんなに雑草ネタばかりで
ついてきてくれている読者はどのくらいいるのか謎ですが、
この美しさを人に伝えずにはいられないんです。

今日の発見は、三つ葉がどうやって出て来るか。
見て下さい!この中央の可愛い三つ葉を。
折りたたまれてポケットみたいな所に収納されている三枚が、
徐々に伸びてきてポケットから出ると開く仕組みなのですね!!

植物のデザインと造形の美しさはとめどなく、無限の泉が私を潤してくれます。
とは言え、夫のように名前に詳しかったりはしなくて、ただ見とれるだけなのですが、
丁度読み始めた『センス・オブ・ワンダー』で、レイチェル・カーソンさんが
それでOKと太鼓判を押してくれました。

有名な作品できっとすばらしいのだろうと思いつつ、すごく読みたい日が来るのを
待っていたのです。(何十年かかかりました)
本は読んでも読まなくてもいいけれど、今!というタイミングでの読書は本当に豊かな
ものだから、私はいつも「出会い」と考えています。

センス・オブ・ワンダー』はきれいな写真の添えられたシンプルな本。
レイチェルさんの4歳の孫ロジャーと探検するキラキラしたまなざしが、
文章からあふれ出て、心を洗い流してくれるような心地よさです。

「もしこれが、いままでに一度も見たことがなかったものだったとしたら?
 もし、これを二度とふたたび見ることができないとしたら?」(文中より)
そんな気持ちで物を見ることができたら、人生は謙虚で輝かしいものになるでしょうね。