大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

雨の後がねらい目


雨が植物たちを濡らし、少し光が出てきたときの姿を見に行くと
見惚れてしまうことがしばしば。
毎年涼やかな気持ちをくれる草藤が咲きました。

昨日の夜は8時過ぎに外に出てみると川の上を蛍が飛んでいるのが見えました。
年によって感じが違うのですが、今年は力強い光。
この時期、緯度の高い北海道では8時を過ぎないと暗くならないので夕食後のお楽しみ。


今日の発見は、出てきたばかりの柳の枝のピンクがとてもきれいなこと。
切っても切っても生えてくる柳ですが、付き合っていくうちに枝のしなやかさは
なるほど籠にしたくなるような丈夫さで、美しさもたくさん見せてくれることがわかってきました。

お客様を迎えるレイのようなつもりで、玄関に花輪を飾ることもあります。作り放題。
私は小さい時から草花が好きだったのですが、小学生の後半くらいからみるみる家の周りは
空き地や田んぼがなくなってゆき、アスファルトの駐車場やアパートに代わってゆきました。
大人になったら、雑草をそのまま生やした土地を持ちたいと思い描いたのが今叶っているというわけです。

スミレが自生するというだけで、私には夢の庭。それどころか、次々と尽きることなく
プレゼントが届くような感じ。
全然人に支配されそうもないこの荒くれた土地がけっこう気に入っています。
付き合いながら、少しずつ心地よい関係が作っていけたらいいな。