関ジャム(音楽番組)に出てたクリーピーナッツのラップ指南・DJ講座を一緒に見ていた息子1、観終わると「やってみたい!」とムズムズ。だよね…私もやってみたいもの。DJ用ターンテーブルはないので、簡易版レコードプレイヤーと音飛びの激しかったレコードでおそるおそるまねっこ。
た、楽しい。なんちゃってDJなのであるつまみを駆使してそれらしくやってただけなのですが、回転のアップダウンや針を置く場所などちょっとした工夫で色んな音が出るようになったりして、息子かなりノリノリ。ただ、レコードにはちょっと申し訳なく、心の中で謝りつつ(ごめん、ショパンさん><)。
DJ松永さんの教え方も上手だったのですが、見た技をうまくコピーしてなりきっていました。心が柔らかい時の影響力ってすごい。ちなみに私は針の劣化が心配で思い切ったスクラッチができなくてバラエティに富んだ音が出せず、息子2は怪力すぎて針が飛んでしまっていたので、程よい力加減と繊細なコントロールができる息子1は適正があるのかも。
松永さんと出会うまでDJって漠然と音をつなぐのが主であとは強弱やスムーズさで盛り上げるだけの人かと思っていたのですが、DJにも種類があること、松永さんのDJは編集というより作り手で、ルーティーンと呼ばれる動作はスノボやフィギュアのような技の連続で競技はアスリートのようなものであることなど、新しい世界を教えてもらいました。演奏の姿は琴を弾いてるように美しいのですが、詳細を知って納得。