大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

雪の風紋・火の周辺

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札幌では大変な大雪で交通障害などざまざまなトラブルが数日に渡って出るほどの積雪量でしたが、函館・大沼は今年は雪が少なく、この時期なのにいつもは春まで埋まっている乾いたアスファルトの道が見えていてびっくりしました。

しばらく雪が降っていなかったので、少しずつ太陽で解けた雪に風紋ができていました。

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面白い質感。お話に出てくる『ゆうちゃんのみきさーしゃ』のアイスクリームみたい。

雪が少ない代わりに寒さは例年より厳しい気がします。朝、ゆらゆらと陽炎のように空気が揺らめいて、マイナス10度とか7度。そういう時は出ている皮膚がビーンと痛くなります。「さむーい」と身を縮こまらせるような感じではなくて、ただ痛い(>_<)。

カナダの友達がマイナス20度の地域に住んでると聞いて、みんなどうやって暮らしてるの?!と思いましたが、東京にいたら想像できない氷点下の日々も、家の中さえしっかり暖房されていれば、特に不都合はありません。

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我が家はほぼ薪ストーブ1つで、補助的にホットカーペットや足元用の小さなストーブ(昔脱衣所にあったような)を使うくらいです。この時期は夜薪ストーブをしっかり焚いて家に蓄熱されているので、昼間は何もつけないこともあります。

夫の計らいで、比較的寒さの軽い時はすぐに燃え尽きてしまう白樺やカラマツ、切り落としの太枝など多め、厳冬期は特上の薪である楢など硬いものが運び込まれ、木によって火力や持ちが全然違うので面白いです。見た目が同じような大きさでも、持つと重さが全然違うので、密度を感じることができます。

晦日には春に子供たちが割った白樺などを入れてくれたので、しみじみと成長を感じながら一年を思い返すことができました。ここでの暮らしの最高の贅沢で、夫に感謝しています。とは言え、寄る年波もありますので、家族全員がこの暖房を望むなら、みんなで協力しなくては続きません。

息子らもだいぶ育ってきたので、家族会議をして今年は家事全体の割り振りを見直してみました。家の仕事を表に書き出して見える化し、今はこうだけど、できそうなことある?と割り振りを決め直し、担当を意識してもらうことに。子どもたちも乗り気で表にタイトルや色を付けて仕上げてくれました。

軌道に乗るまではひたすら私が声掛け、になるけど(^_^;) 良い循環が作れるといいなぁ。これもまた、「どうしたら私が店に長く立てるか」の改良の一環なのでした。