大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

大祓い


今日は夏越の大祓いですね。
半年の疲れをとる句読点。

今年の前半、皆さんにとってはどんな時だったでしょうか。

私は、昨年後半に体験したコロナの不調がずっと抜けず、胸のつかえが起こりやすい半年でした。不調から抜け出そうともがいて、色々な機関に相談したり、人の手を借りたりしたのですが、症状がうっすらとしたものだっただけに、気のせいではないか、更年期だからではないか、冬うつではないか、持病のせいではないか、などなど他にも要因が推測できすぎて、なかなか解決せずにモヤモヤしました。


すっかり良くなったというわけではないのですが、おおむね順調です。前と比べてどう、とかはもうよくわからないのですが、とりあえず、今日痛みがなくて働ける健康があるということに感謝しています。

沖縄で市場の古本屋「ウララ」を営む友人の宇田智子さんの新刊『三年九か月三日』を手に取り、自分だけでなく、それぞれの場所で色々な方が、それぞれこの3年あまりを必死で生きてここにいることを想いました。

この4年でボロボロにしてしまった漆塗り椀を、やっと秋田の漆器店へ送ることができ、生活の基盤を少しずつ修復できていることにほっとしました。連絡先を教えてくださった備後屋さん、修繕を引き受けて下さった川連の職人さんの誠実さが身に沁みました。

このような私のつぶやきをそっと見守って下さっている皆さんにも心から感謝いたします。2023年の後半がスムーズで充実したものでありますように。