大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

味噌


毎年8kgだと1年分にはちょっと足りない味噌。
今年は4回に分けて16kgを仕込んでみた。
豆を煮るのはストーブさんにお任せで楽チン。

キッチンエイドのミンサーを使うとめっさ楽なのだが、
今回半分は機械なしでやってみた。
温かいうちに袋に入れたものを息子が喜んでふみふみ。
裸足であたたかい豆がつぶれるところを感じながら踏むのは
楽しくて気持ちいい。彼の体の記憶になっていくかな。

7年前、丁度結婚する年に、大学でお世話になった田中さんが
小学校のお母さんたちに教えるところへ混ぜてもらった。
20人くらいで大きな鍋やボウルを使ってわいわいと、
1日がかりで味噌を作った楽しさは忘れがたい。
昔はこんな風に、女性たちが集まって台所仕事をしていたのかな、と
何かを垣間見たような気持ちになった。

以来、友だちを誘って毎年味噌作り。
色んな時、状況があって、それぞれに思い出深い。
ほんとにいいものを教わったなぁと思う。

味噌汁を飲まない息子には、ごま油でネギを炒めたところに味噌を
加えてネギ味噌にするとぱくぱく食べる。
香ばしいネギとごま油の香りに味噌の甘みが加わり、
いくらでもご飯が食べられてしまう。
(日本酒のつまみにもおすすめ!)

味噌作りはシンプルで保存食初心者にぴったり。
未経験の方はぜひ!
2家族くらいでイベント的に作ると効率がよく楽しい。

味噌8kgの材料:大豆2kg麹2kg塩800g
工程は、早い話が柔らかく煮た豆を潰して、麹と塩を混ぜるだけ。
半年おけばOK。