23日、センスあふれるトルコ喫茶Pazar Bazarさんらにより
脱原発を志す「豆豆つぶの会」が開かれ、共働学舎代表宮嶋さんのお話
「生きものは月のリズムによって底力を出す」を聞く機会をいただいた。
この時代を生き抜く方向性・可能性を示してくださる、希望に満ちたお話。
怪しい話から面白い話まで。
陰暦は自給する者にとって最適なリズムをもっており、支配者がコントロールの
為にグレゴリオ暦を使い始めたという話から始まり、
一日と一年と月のサイクルの3つが相似形で、農業や林業にどのように
生かせるかなどを、楽しくわかりやすく説いてくださった。
学生の頃、日本人がどうして忙しくなっていったかを探っていたら、
私なりに時計と鉄道の導入までたどりついた。
その後、お茶の水ガイアで13の月の暦に出会い、
寺門琢巳さんの本や西荻ホビット村で行われた陰暦のワークショップなどを通じて、
グレゴリオ暦とは別の暦を意識する事の大切さを学んでいった。
そんな流れの延長線上で、移住後満月と新月の体調や精神状態を
実感し(例えばブログもその前3〜4日前から、がしがし書きたくなる。
夫は腰の調子が悪くなるなど)、満を持して宮嶋さんのお話を聞くことができ、
何かが自分の中でつながっていった。
まだ言葉にはうまくできないけれど、ここでの暮らしの中で、
その手応えを少しずつ確かなものにしてゆきたい。